『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(清原 達郎著、KADOKAWA、2024年3月1日発行)
大型株の株価には何が織り込まれているかわからない。小型割安株は隙だらけなのでチャンスがある。1998年K1ファンド運用開始。小型株をロングする。小型株は基本割安に放置されている。ネットキャッシュ=流動資産+投資有価証券×70%ー負債ネットキャッシュ比率=ネットキャッシュ/時価総額ネットキャッシュがマイナスの会社はネットデッド(純負債)のある会社☆70%を掛けるのは現金化で税金を引く必要があるため。時...
View Article『日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか』(上阪 欣史著、日経BP、2024年1月22日発行)
日本製鉄はいま一番熱い、攻めてる会社じゃないだろうか。会社はリーダー次第だが、橋本英二社長こそその典型例だ。キーワードが多い・価格は売り手が決める・論理と数字がすべて・事上磨錬(王陽明)・マーケティング営業・トラブル減少による経験不足、トラブルが起きた時スムースに復旧できない・M&A・合併企業の運営・国際法務技術的・資源要素・AI高炉・高級鋼(ハイテン、など)、結晶構造・脱炭素(水素還元製鉄...
View Article『オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略』(小泉 悠著、朝日新書、2024年2月28日発行)
オホーツク海は大陸とカムチャッカ半島とサハリン、千島列島に囲まれた領域。ソ連時代:ソ連太平洋艦隊と潜水艦部隊(結局何の役にも立たなかった?)が極東に配置されていた。ベトナムのカムラン湾にも1979年頃から配置。空母ミンスク。インド洋にも展開。外堀(外洋で米海軍と戦う能力)、内堀(アクセス路の制限、縦深防御、いざというとき逃げ込める)ソ連崩壊後:1990年代は惨憺たる状態だった。最新鋭潜水艦艦長が極貧...
View Article『南海トラフ地震の真実』(小沢 慧一著、東京新聞、2023年8月31日)
南海トラフ地震の発生確率は、時間予測モデルで計算されている。その考え方は、隆起量に基づく。2013年に30年以内に発生する確率が60%~70%とされた。2018年70%~80%に改定される。2013年当時の地震調査研究推進本部の海溝型分科会の委員は、科学的に疑義があると指摘した。他の地域で使用している単純平均モデルだと20%程度となる。しかし、防災関係者に受け入れられず。時間予測モデルの依拠データは...
View Article『暴君誕生』(マット・タイービ著、ダイヤモンド社、2017年12月20日発行)
「礼儀だの正義だのといった堅苦しいルールは無視して、自分の考えを率直に表現する勇気をもとう」というトランプのメッセージに、日頃アメリカの現状に不満を募らせてきた人々の多くが、魅力を感じた。(p.46)「何でもかんでもファックだ。移民も、移民の子供のファックだ。それが嫌ならお前もファックだ。」がトランプの唯一のメッセージ。(p.51)「テレビを唯一の情報源としている今日の有権者の大半は、どんなに複雑な...
View Article『ハッキング思考』(ブルース・シュナイアー著、日経BP、2023年10月16日発行)
2020年ロシアの対外情報庁(SVR)はソーラーウィンズ社(SolarWinds:...
View Article『避けられる戦争 米中危機が招く破滅的な未来』(ケビン・ラッド著、東京堂出版、2024年3月10日発行)
2020年習近平の新時代経済思想が「新発展理念」にまとめられた。これは「自立自強」、「双循環経済」、「共同富裕」の3本柱からなる。一体一路は陸のシルクロードと海のシルクロードがある。インド洋の周辺では軍事に使える港の整備を進めている。経済的プレゼンスを中心に中東の各国との関与を深めている。イランとの協力関係。米国のこれまでの中東戦略のミスを繰り返さないように注意しているようだ。2017年にはイスラエ...
View Article『ライシャワー大使日録』(エドウィン・ライシャワー著、講談社、1995年9月10日発行)
1961年から1966年に日本大使を務めたライシャワー氏の手紙風の日記。後日、こうした形でまとめられることを想定していたようだが、当時の日米関係の一旦、天皇家、大使と首相・外相の付き合いなど良く分かる。
View ArticleMSCIインデックスについて(ニュース&メモ)
MSCIインデックス追加・削除MSCI指数とは? 世界の投資家が注目する指数の特徴など分かりやすく解説! - 経済・ビジネス|QUICK Money World -日本株、円安で薄まる存在感 全世界株指数から14銘柄減 今堀祥和 -...
View Article『モディ化するインド』(湊一樹著、中公選書、2024年5月10日発行)
モディ首相いるインド人民党(BJP)は2014年5月に政権成立。2019年の総選挙で2期目に入った。モディ政権2期目で民主主義の形骸化、公平な選挙が実施されない。選挙債を通じた献金。SNSによる情報操作ヒンドゥー至上主義が進み、イスラム教徒を社会生活から排除する動き。BJPの支持母体RSS(民族奉仕団)は、ヒンドゥー至上主義の中心組織。2000年代インド経済の見通しは必ずしも明るくない。インド経済は...
View ArticleCute New Etiquette Guide for the Metro in Paris
Clever and funny new etiquette guide for using the Paris Metro by RATP Good manners are always appreciated … no matter where or how you travel! RATP, the agency that runs the bus and Metro public...
View ArticleFabulous Designer Outlet Sales at La Vallée Village
Love a good sale? Don’t miss the January sales at the La Vallée Village Rendez-Vous! Fashion lovers and bargain hunters will know the name La Vallée Village and all the great deals it means. Located...
View ArticleBrassaï – For the Love of Paris
Free exhibition at the Hôtel de Ville through 8 March 2014 Long before I fell in love with Paris I fell in love with the dark, intriguing and magical world of Brassaï. His black and white photographs...
View ArticleLe Violon d’Ingres – A Beautiful Reopening!
Fine dining in a beautiful setting at Le Violon d’Ingres in Paris Christian Constant’s flagship restaurant, Le Violon d’Ingres, has recently reopened with a stunning new décor and tempting winter menu....
View ArticleSpecial Valentine’s Day Eiffel Tower Tours
The Eiffel Tower and romance in Paris … who could ask for anything more on Valentine’s Day? It’s almost that time of year … la Saint Valentin! Maybe it’s all the time in Paris or perhaps we’re just...
View ArticleRomantic Things to Do for Valentine’s Day in Paris
Paris is made for lovers. There’s something in the very essence that tugs at the heart. Even when you think you know the city, you’ll come around the corner and see the colors of sunset weaving their...
View ArticleYour Paris Perfect Sunday – Part Three
Tips for the best places to dine in Paris on Sunday Paris can be quiet on Sundays, as most French families enjoy a day of rest with family gatherings or a quiet dinner at home. Many travelers are...
View ArticleRecipe for Haricots Verts with Roasted Walnut Oil Vinaigrette
Editor’s Note: We’re pleased to welcome Robyn Webb as a guest writer to the Paris Perfect Blog! Recipe for Green Beans with Walnut Vinaigrette In my early years of visiting Paris there was one thing...
View Article『謎の海洋王国ディルムン メソポタミア文明を支えた交易国家の勃興と崩壊』(安倍 雅史著、中公選書、2022年1月10日発行)
バハレーンの、紀元前5000年から前1700年にわたる古代史の研究成果をまとめた本。ディルムンと呼ばれた時代があった。南メソポタミアとインダスを結ぶ交易の中継点として栄えた。歴史的には真珠の産地として知られるが、1920年代、30年代に日本の御木本幸吉による真珠の養殖成功のために真珠の値崩れが起きて経済破綻した。1932年ペルシャ湾岸で最初の油田発見。現在は、アルミニウム精錬、金融業、観光業に力を入...
View Article『奈良時代 律令国家の黄金期と熾烈な権力闘争』(木本 好信著、中公新書、2022年11月25日発行)
奈良時代は天皇の後継者争いの時代だったようだ。女性天皇が大勢出ているし、皇位継承をめぐる内乱・政変が多かった。長子の男子が継承するという制度がまだ固まっていなかったのか?
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